完成作品

森　一浩氏は、ブラジル生まれの油性画家である。
その作風はブラジルの赤い土とそこに暮らす人間をイメージの原型にして、
それを抽象的な画面に高めている。技法としては、厚塗りの下層を作り、
そこに薄塗りの色面を重ねてゆく。今回の作品では、そこに筒状に立体物を
接合させて、半立体作品に仕上げています。
一気に作り出すダイナミックな下層と、最後の段階で半立体作品に仕上げる
ところが、見どころ

支持体作りと地塗り
厚塗りのボディを作る
バーントシェンナを塗り、拭き取る
カドミウムレッドを塗る
円筒型の立体物を接合する